大好きな小型端末が日本でも発売されましたね。
随分遅れての飛びつきですが、結構この大きさ癖になりますね。
バッテリー持ちはそんなに期待していないので、一日持てば十分。
自分は2台持ちなので、この大きさはとても助かります。
LINEも出来るしメールも読めるしMAPも機能する。
ちょっと前まで、XperiaSX使っていたので快適です。

しかし、このRakuten mini 思わぬ施策が・・・バンドが色々あって、現在販売しているのはBand1が削られた端末のみ。どうやらドコモで使ってほしくない様子。
まだまだesimは普及していませんが、政府も推奨しているし、乗換え手数料を無料で出来るシステム。Band1が使えることに越したことは無い!
色々な人が、Band1を復活させてくれているので、それに習ってやってみます。
まずは準備
準備をしましょう。
まずは端末の設定です
端末設定
ビルド番号を7回連打して開発モードに入れる。
設定 ⇒ 端末情報 ⇒ ビルド番号を7回連打 ⇒ 開発モードになる
デバッグモードにする
設定画面に戻りシステムを開く ⇒ 詳細設定 ⇒ 開発者向けオプション ⇒ USBデバッグをON
これで端末をデバッグ(外部から弄れる)状態にできました。
続いては、NV領域を呼び出すための操作に移ります。
google playからActivity Launcherをインストールする。
Engineer Mode で編集する
Engineer Modeをクリックして開きます。
色々な操作が出来るモードがあります。
一番上のBand Modeはこの端末がソフト的に対応しているバンドを表示できます。
Debug Featureを選択します
Debug Featureを選択して、NV領域のRAMに侵入できるようにします。
USB DEBUGの操作
Debug Featureを選択後、画面の下の方に”USB DEBUG”という表示があります。その中の2つの項目を操作します。
USB DEBUGの2行
・persist.sys.usb.config
・persist.sys.usb.config.extra
この二つの項目を操作します。
◆ persist.sys.usb.configのファイル
diag,serial_cdev,rmnet,dpl,adbをクリックして選択します。
◆ persist.sys.usb.config.extraのファイル
serial_smd,diagを選択します。
選択すると、表示が変化します。
これで端末の準備が出来ました。これで、パソコンで端末の中身を操作できるようになりました。
パソコンの準備
パソコンでの操作に必要なものは、
- QPST:バックアップに使用します
- QXDM:NV領域の書き換えを行います
二つのファイルをインストールして置きます。
端末をパソコンに接続する
端末をパソコンと接続します。
スムーズに、COMポート認識して、DIAGモードになればいいですが、結構なりません。

そんな時は端末の操作をしてください。この画像もなってません。
端末の上部から接続状況と呼び出します。
Andoroidシステム この端末をUSBで充電中 タップしてその他のオプション・・・・をクリック
端末接続を データー転送なし ⇒ ファイル転送 ⇒ データー転送なし と選択してください
このようにすると、COMポートで認識できました。

QPSTの準備をしよう
まずはインストールです。
指示に従ってインストールしてください。ソフトが見つからないようならダウンロードしてください。
QPSTでのバックアップ
パソコンと端末を接続して、QPSTを起動して下さい。
あとは写真の指示に従っていきます。

完了したら、QPSTは終了して大丈夫です。
QXDMでNV領域を書き換える
次に、QXDMをダウンロードしましょう。いろいろなところに落ちていますが、結構ウィルス入っているのものも多いかも。釣りサイトも多いですね。
自分が持っているものもウィルス入っているかも。それでも欲しい人は、ダウンロードしてください。
インストールしたら、QXDM Professionalを開きます。

起動した画面です。 Optionsタブをクリックして、Communications…をクリック PortTypeで端末ポートを選択します
この場合はCOM8:端末名はSDM439です。Target PortでCOM8を選択します OKを押して決定します 一番上のQXDM Professionalの横が(COM8)と選択されました。
次に、Category Filterを使ってファイルを抽出しましょうCategory FilterのAllの部分をクリックします LTEをクリック CategoryにLTEが抽出されました。 まずは06828のLTE BC Configを書き換えます。
クリックすると、Fieldsの画面に情報が出ます。画面右下のReadをクリックすると情報が読み込まれます。 Inputの下の数字が書き換えるバンドです。
12371187466532をダブルクリックして書き換えられる状態にします。最後の2を3にして1237118746653にします
最後に右下のWriteを押して書き込みます。次に、06829のLTE BC Config DIVを選択します 同じようにReadで読み込ませます 同じように、1237118746652を1237118746653に書き換えます
最後にWriteで書き込みます。
これで設定は完了しました。
端末をパソコンから外して、再起動させます。
以上でLTEのBand1追加、無事にできました。
今度はWCDMAのバンドも復活させようと思います。
またsoftbankに対応出来たら面白いなーーって思っていますが、ハード的に難しいかもしれません。
やっては見たいと思っているので、また記事にします。
追加。やってみました。
CDMAのバンド追加方法はこちらをご覧ください。
更に、詳しくNVバンドについても調べてみました。
Softbankのバンドも追加してみた。
コメント
丁寧な解説ありがとうございます!無事Band1追加できました。
povo2.0のesimを購入して、動作確認してみたいと思います。
ビルド番号を7回連打してデベロッパーモードになりましたが、
元に戻し方がわからず、そのままにしています笑
コメントありがとうございます。
開発者モードのままでも問題無いですよ。
気になるようなら、
設定→システム→詳細設定→開発者モード
開いて、オンをオフにすれば戻りますよ。
povo2.0を導入して、テザリング機としてしばらく運用していますが、
気が付くと、クライアント側が「インターネット接続がありません」と
なる状態が散見されます。
そんな時、RakutenMini側の状態をアプリで確認するとband1を
掴んでいるようです。(いつもそうなのかはさだかではありません)
引き続き、運用したいと思います。
情報ありがとうございます。
どういうことなんでしょうかね?
ちょっとわからないですね。楽天ミニでは掴んでいるのに、
povoではつながっていない。で実際にはネット接続してない。。
楽天ミニのバンド設定が日本向けより海外向けのためですかね。
Band1に国内と国外の種類があるのか。。。。
また何かわかりましたら、一方いただけるとありがたいです。
band1を追加できました。
でも 実際にymobileのesimで試したところ 電波を掴めませんでした。
アプリで調べると掴んでいるようにみえるのですが 通信も通話もできません。
ソフト面で不十分なのか? ハード面で対応していないのか? は不明です。
やっぱり、ハード面では対応してないですかね。
検証ありがとうございます。
やってみたかったことをやってもらえるのは本当にありがたいです。
ワイモバイルのesim契約しないとできないですからね。
助かりました。
ありがとう!
大変分かりやすかったです!
※一点、誤記情報
下記は、1237118746652の間違いですね
>Inputの下の数字が書き換えるバンドです。
>12371187466532をダブルクリックして書き換えられる状態にします。
あら。番号違いしましたか??
3が多かったですか。。。。
ご指摘ありがとうございます。
お世話になります。
大変分かりやすく説明されていて助かります。
私も楽天ミニて困っていたのでBand1の復活を挑戦してみたところ、
QXDMのところで進めなくなりました、、、
Target Portで自身の端末を選択→OK→ここでエラー
License Expired. Please upgrade to the latest version of QXDM and request an updated license from your company’s administrator. Current Date: 03/12/2022.
が出てきてしまい次に進めなくなりました。
これは皆さんが言われているライセンス、PCの日付問題なのでしょうか?
ご教授頂けると助かります。
QPSTやQXDMの画像がたくさんあるところで、画像ごとにコメントつけててクリックするとエフェクトで大きくなる表示のしかたですが、順番が分かりづらく、コメント(説明文)はサムネイル画像時しか見えなくなるので、自画面と比べながら操作する際に非常に分かりづらいです。
別機でQPSTやQXDM使用経験があったので何とか理解出来る(でもわかりづらい)ので、自分に経験がなかったらきっとわけわかりません。
余計な演出するよりも順番に平べったく並べてエフェクト無しにしたほうがわかりやすくていいと思います。
記事自体は大変参考になりました
お世話になります。
大変分かりやすく説明されていて助かります。
私も楽天ミニて困っていたのでBand1の復活を挑戦してみたところ、
QXDMのところで進めなくなりました、、、
Target Portで自身の端末を選択→OK→ここでエラー
License Expired. Please upgrade to the latest version of QXDM and request an updated license from your company’s administrator. Current Date: 03/12/2022.
が出てきてしまい次に進めなくなりました。
これは皆さんが言われているライセンス、PCの日付問題なのでしょうか?
ご教授頂けると助かります。
ライセンス切れですね。
皆さんのように、他のパソコンや日付変更で対応してみてください。頑張って下さいね
なるほど。確認してみたら、チョットわかりずらかったですね。
工夫はあだとなりましたね。
次回はもう少し、わかりやすくしたいと思います。
アドバイス恐れ入ります。
ありがとうございました!!
無事にダウンロードしてバンド書換できました。
感謝、感激です!!
(参考までに)
PCの日付を操作しないとライセンス切れで操作できなくなるようです。
また、1度起動しちゃうとその時の日付を持つみたいでアンインストールしてもダメでした。
インストール歴の無いPCを2020/6/10にして入れたらうまく行きました。
無事にダウンロード出来てよかったです。
貴重な情報ありがとうございます。
日切れしてしまうのですね。
ライセンス認証面倒ですよね。
次回使うとき注意しておきます。
突然のコメント、失礼します。
私もRakuten mini のバンドの書き換えを試したくて、QXDMのアップを心待ちしておりました。
(こっそり見ていて、すみません!!)
ダウンロードしようとしたところ、アクセス権が必要と言われアクセス権のリクエストを押してしまいました。
もし可能でしたらアクセス権をフリーにして頂けないでしょうか?
図々しいお願いですが、よろしくお願いします。
有難いです。
診てくれている人がいるだけで嬉しいです。
感謝です。
すいませんでした。あまりドライブとか使ったことが無いので、四苦八苦しました。
多分これで大丈夫だと思います。
試してみてください。
無事全てのバンドを復活させることができました。
ありがとうございました!
ところで私もQXDMライセンス切れの罠にかかってしまいましたが
一旦アンインストールし、日付を2020/6/10に変更後、レジストリエディタでHKEY_CURRENT_USER¥Software¥Qualcomm¥QXDM Professionalを削除後
再インストールを行うと無事起動できました。
既にご存知のことだったかも知れませんが、ご参考までに記載しておきますね。
やっぱり期限切れは発生するのですね。
解決方法まで乗せてもらい感謝です。
有難いです。
お礼が遅くなりました。
お陰様で全てのバンド復活ができました。メインで使っていたmi mix2sのようで使いやすいです!格安e-simの取り扱いが増えることを期待しています!
先程、改めてアップしてみました。
良ければ、使用してみてください。
助けてください。
QXDMのリンク先が1kしかなくて開けません。
すいません。今気づきました。
ただいま確認しましたが、何だがエラーになっていますね。
今度、再度アップします。
しばらくお待ちください。